【プレスリリース】総額8億円でのシリーズCラウンド資金調達を完了

株式会社FLOSFIA(以下「FLOSFIA」)は、第三者割当増資を実施し、総額約8億円のシリーズCラウンドの資金調達を完了いたしましたので、お知らせいたします。

本ラウンドにおける引受先として、先に発表の三菱重工業株式会社に加え、今回新たに、株式会社デンソー、Mitsui Kinzoku-SBI Material Innovation Fund、未来創生ファンドおよび既存株主であるEight Roads Ventures Japanが加わりました。これにより、FLOSFIAの資金調達額はこれまでの資金調達を含め累計で約22.6億円となりました。

■ 詳細はこちら:「FLOSFIA、総額8億円でのシリーズCラウンド資金調達を完了」プレスリリース(PDF)
        「FLOSFIA Inc. raises JPY 800 Million Series C Round for Gallium Oxide Power Devices」Press Release(PDF)

【シリーズC 資金調達引受先】
・三菱重工業株式会社(以下「三菱重工」)
・株式会社デンソー(以下「デンソー」)
・Mitsui Kinzoku-SBI Material Innovation Fund(※)
・未来創生ファンド
・Eight Roads Ventures Japan(以下「Eight Roads」)(Eight Roadsが運営するファンドにて引受)
(※)Mitsui Kinzoku-SBI Material Innovation Fund:三井金属鉱業株式会社(以下「三井金属」)とSBIインベストメント株式会社が共同で設立したプライベートファンド

今回の資金調達は、FLOSFIAが目指す価値「グリーン且つクリーンな技術を用いて人類の   進歩に貢献すること」を実現するための戦略的パートナーシップ構築と長期成長に向けた基盤づくりを目的とするものです。これを機に、FLOSFIAが手掛けるGaO™(コランダム構造酸化ガリウム、α-Ga2O3)パワーデバイスによる電源・車載・動力領域でのイノベーションの実現、ミストドライ™法を利用した新規材料の事業化を加速してまいります。

具体的には、戦略的パートナーシップとして、以下の3つの共同開発・事業提携に向けた取り組みに着手いたします。
・三菱重工とは、GaO™パワーデバイスの産業機器など幅広い応用に向けた共同開発に取り組みます。
・デンソーとは、GaO™パワーデバイスの車載応用に向けた共同開発に取り組み、自動車の電動化におけるキーユニットであるPCUの技術革新を目指します。
・三井金属とは、ミストドライ™法を用いた材料分野での共同開発および事業提携を予定しています。

さらに、長期成長に向けた基盤づくりとして、2つのファンドが参画いたします。
・未来創生ファンドは、スパークス・グループ株式会社を運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行をはじめ20社の出資で運用しているファンドです。
・Eight Roadsは、日本におけるFIL(フィデリティ・インターナショナル・リミテッド)のベンチャーキャピタル投資を行うプリンシパル投資部門です。

【本件に関するお問い合わせ先】
    株式会社FLOSFIA コーポレートサポート部(担当:間嶋)
 TEL:075-963-5202

■ デンソーのプレスリリースはこちらをご参照ください
■ 未来創生ファンドのプレスリリースはこちらをご参照ください
■ デンソーとの協業に関するプレスリリース「京大発ベンチャーFLOSFIAとデンソー、電動化車両向け次世代パワー半導体の開発で協業」はこちらをご参照ください