FLOSFIAが、京都大学と佐賀大学を共同研究者として提案した「コランダム構造酸化ガリウムα-Ga2O3を用いた600V耐圧SBDの開発」が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の平成28年度「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」に採択されました。
本提案では、コランダム構造酸化ガリウム(α-Ga2O3)を用いた600V耐圧ショットキーバリアダイオード(SBD)の開発を行い、主に家電分野を当初のターゲットとして、シリコン(Si) 同等のコストでシリコンカーバイド(SiC)以下まで損失を低減したSBDを実現することを目標としています。
※「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」は、我が国における省エネルギー型経済社会の構築及び産業競争力の強化に寄与することを目的とし、「省エネルギー技術戦略」で掲げる重要技術を中心として、高い省エネルギー効果が見込まれる省エネルギー技術開発を事業化までシームレスに支援するものです。平成28年度は68件の応募があり、9件の技術開発テーマが採択されました。
※詳細は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)ホームページ参照:平成28年度「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」の第1回公募に係る実施体制の決定について